高速道路ができると移動がぐっと便利になり、完成を心待ちにしている方も多いと思います。
しかしその反面、元の道路が使えなくなる・アクセスが悪くなることもあります。
そこで活躍するのが 「機能補償道路」。
失われる道路の機能を補い、これまでと同じ or それ以上の利便性を確保するための道路です。
今回の現場では、調整池の周りをぐるりと囲むように機能補償道路が整備され、高速道路の下を安全に通り抜けられる構造になります。
不便を生まない工夫、もう1本の"支える”道路施工中です😊
「肩から尻にかけて、密着するようにはってくれない?」
そう言われ、僕は一列ずつ丁寧に貼っていく。
ちょうど腰のあたりに差しかかると、自分の腰まで痛くなりそうだ。
姿勢を少し変え、何食わぬ顔で作業を続ける。
いつからだろう。
あんなに大きく見えた背中が、こんなにも小さく感じるようになったのは──。
時が経てば、見え方が変わるのは不思議ではない。
それは、きっと成長の証だから。
この背中が、これからも元気でありますように。
そう願いながら、今日も僕は貼り続ける。
そのまま読むと、”親の背中に湿布を貼る姿”が思い浮かびますよね。
でも、**背中を「法面」に置きかえて読むと──”中堅職員が植生マットを張る姿”**にも見えてきます。
植生マットは法面を守り、やがて芽吹く芝がその法面を支えていきます。
災害防止協議会では、まず工程表を確認しながら、月間・週間の工程を全員で共有します。
・この工程で過去にどんなヒヤリハットがあったか
・今回考えられる危険や、その対策は何か
この協議会は、その名の通り「災害を防止する」ことを目的に毎月開催しています。
話し合った内容は現場全員に周知し、一人ひとりの安全意識を高める場となっています。
今年の夏、お世話になった I-BOW(アイボウ)。
外気温と皮膚温を計測し、体調リスクを検知すると「音・光・振動」で知らせてくれる熱中症バンドです。
早めに体調の変化に気づけるおかげで、全員無事に夏を乗り切ることができました🌞
厳しい暑さを乗り越え、現場も秋の装いに。
過ごしやすい季節の中で、次は寒さ対策に向けた準備を進めていきます🍂
【現場タイムラプス公開中】
工事の進捗を早送りでご覧いただけるタイムラプス動画は、もうチェックされましたか?
現場の1コマを集めた、パラパラ漫画のような動画とは違う面白さがありますよ!
今回注目していただきたいのは、動画右側に映る調整池の施工エリアです。
丘を掘削し、油水分離桝を設置、さらにコンクリートブロックを積み上げていく工程を確認できます。
今後は、コンクリート舗装工事へと作業を進めていく予定です。
茶色い土の地面が、次第にグレーの舗装面へと変わっていく様子を、ぜひお楽しみに。
今週の現場の1コマは、掘削作業と植生マットの撤去を行っています。
マット撤去は、ロングアームを駆使し、法面バケットのエッジ部分を押しあてるように丁寧に剥ぎ取っていきました。
これ、やってみると結構クセになる作業なんですよ。
現場での合言葉といえば、皆さん一番に思い浮かべるのはこの言葉☝
「安全第一」
私たちは安全管理の一環として、災害防止協議会や安全教育など、さまざまな取り組みを行っています。
その中で今回は、毎月実施している安全パトロールにおいて「好事例」として評価された箇所をご紹介します。
写真をご覧いただくとおわかりの通り💦
不注意で足を踏み外してしまえば、大きな事故につながる危険箇所。
そして、右下の写真📷もちろん作業範囲内は立入禁止です!
しっかり目立つ箇所に、気づきやすい色の旗を掲げて注意喚起を徹底しました。
そして、こちら👇
現場では、ショベルカーにクレーン、トラックが常に動いています。
そんな中でも、安心して通れるように確保しているのが――
歩行者用安全通路です。
安全は「当たり前」ではなく、日々の取り組みの積み重ねで守られるもの。
これからも「安全第一」の合言葉を胸に、現場を進めていきます。
なんだか若者でいう「エモい」写真が撮れました。
今日はブロックを積んでいきます。
子供のころ「忍者―!」と登って遊んだあの壁、実はこうやって作られているんですよ!
…え?そんな思いではないですか?
私だけのエモい記憶だったようで…
一つひとつ積み上げて形になっていく、この現場作業はエモいですよね!!
「昔この辺りにタイムカプセル埋めたんだよなー」
...って、ショベルカーで探す気か!とつっこまれそうですが、実際はボーリング箇所の整備のために掘っていました。
斜面が崩れないよう、土のうを設置します。
写真を見ていて思い出したのですが、
日本でもっとも古い地層は、茨城県日立市から常陸太田市にかけての山地で発見された「カンブリア紀地層」なんだそうです!
約5憶年前の地層が茨城にあるなんて-----嬉しいタイムカプセルですね♪
盛土に使う土がどんな性質なのか調べていきます!
ABCの3箇所を調べます。
土を盛り、転圧し、どれだけ沈下したかを測ります。
そして、現場密度試験といって「砂置換法」で土の密度を調べていきます。
試験の為に穴を掘ります(試験孔)
掘り出した土を測定、試験孔に密度がわかっている砂(標準砂)をいれます。
残った標準砂を測り、穴に入った量を計算。
標準砂の量と密度から、試験孔の体積を求めます。
掘り出した土で、含水比も調べるんですよ!
適切な締固め条件を特定するために、大事な工程です。
「何をやっているの?」と思わず聞きそうになる2枚の写真📷
ゴーグルをかけてインタビュー?ではなく、盛土を均一な高さで敷均し(巻き出し)が行なえているか確認しています。
ゴーグルのようなスマートグラスを付け、視野に丁張を投影するような感じです。
手に持っているリモコンで、投影される設定画面を操作したりもできますよ☝
こちらは、背負うタイプの日傘!
熱中症対策として、事務所に塩分タブレットなど色々な対策をしていますが、
作業中の直射日光を遮れるのはありがたい…両手が使えて便利なんです☝
以上、とても便利なアイテムをご紹介しました。
名前の通り、油と水を比重差で分離し、油を捕捉するための設備が「油水分離桝」です。
まず設置前には「材料検収」を行い、発注したサイズと仕様が正しく適合しているかを確認します。
この油水分離桝は、時間降雨強度10mmの場合に約90%の油を捕捉でき、さらに桝から水があふれ出さないサイズを選定しています。
【設置方法】
まず、設置する箇所に生コンを打設し、基礎を作ります。
基礎の上に、モルタルを接着剤として塗布し、桝を据え付けます。
工場で成形されたプレキャスト桝を順に重ねていくことで、短時間で設置が進みます。
据付が終わったら埋戻し作業へ。ただ、その前に大切なのが「確認」と「写真記録」📷。見えなくなってしまう部分だからこそ、残しておくんです。
最後に、台付管を取り付けて完成!
ここから水が入り、桝の中で油と水が分かれて、きれいになった水だけが反対側から流れていきます。
暮らしの中ではあまり目にしない設備ですが、環境を守るために大事な役割を果たしているんですよ☝
今年4月より、潮来IC~鉾田ICを結ぶ高速道路の工事を進めています。
皆さまの暮らしや産業を支える大切な道路だからこそ、安全に、そして確かな品質で施工することを心がけてまいります。
よろしくお願いいたします。
このホームページでは、現場の一瞬を切り取った「現場の1コマ」をお届けしていきます。
記念すべき第一回のテーマは……「測量」です!
「測量」と聞くと、みなさんが思い浮かべるのは三脚に据えた機械を覗く姿でしょうか?
それとも、最近よく耳にするドローンが真っ先に浮かびましたか?
ICT施工が主流になった今、起工測量にはドローンを使い、上空から撮影したデータをもとに3Dモデルを作成する方法が増えています。